成瀬さんとの夏の沢の計画は天気のせいで予定のところへは行けず。 ずっと天気が悪くて、まともに登れていません。 嫌になっちゃいますね。
で、どこへ行こうかと成瀬さんと話していたら、数日前に
トシゾーさんと中又白谷に行った際に、F1を巻き気味に登ったのが気になっていて、また行って、F1をきちんと登りたいとの事。
ほかの候補もあったので天気予報を見つつ検討したけど、上高地が一番天気がましな感じだったので、中又白谷に行くことになりました。
F1は時間がかかりそうなので、初日はF1を登ってロープをFIXしてキャンプサイトに戻り、2日目に残りを登る計画。
という事で、初日はゆっくり上高地入り。徳澤園のキャンプサイトに設営してから中又白へ。
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ずーっと岩が続いています |
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割としっかりした雪渓が残っていました。 行きはオブザベしやすい上から行って |
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帰りはくぐって戻りました。 くぐるのはやっぱり怖いけど、まあしっかりした感じだし大丈夫そう。 |
僕からスタート。
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ここからちょっと悪い |
近年ほとんど誰も登っていないだろうというのと、難しそうというのを聞いていて、緊張しつつのスタートでしたが、そんなに悪くなく。ただ、岩は脆いし、プロテクションは悪めでした。
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1P目終わりらへん |
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1P目をフォローする成瀬さん |
2P目は成瀬さん。
トラバースしてから上がり、落ち口へ。
F1が意外と易しく、成瀬さんは「このために来たのに…」とぶつぶつ言っていましたが、まあ、それも登ってみなければ分からないことなので、仕方ないですよね。
F1にロープをFIXして、降りました。
キャンプサイトに戻って、宴会して早めに就寝。
翌日は予定通り、続き。
取り付きに行ってびっくり。
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雪渓が崩れていました |
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取り付きはこんな感じ |
雪渓は結構丈夫そうに見えたし、これまでもっとやばい感じのもくぐったりしていたから、しっかりしていると思ったものが翌日に崩れていたというのはショックでした。
昨日僕が1P目を登っているときに崩れていたら成瀬さんは潰れていただろうし、登攀前や降りてきた後に崩れていたら二人とも潰れていただろうし。
危機一髪でした。残った部分も崩れそうな気もしてきたので、早めにF1をユマールして、落ち口へ。
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崩れた雪渓 |
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F3だったか?これは一応ロープを出しました。 |
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F4 ロープは引いて行ってるだけで、ビレイ無し |
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F5はバンドを右から左へ横断し、左上のち右へ |
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F6 |
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F7 |
順調に進んで、いよいよF8
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核心の滝。ロープスケールで45mくらい |
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なかなかプロテクションが取れない |
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プロテクションはいろいろ持って行ったけど、結局3つしか取れず。プラス残置を3つ使用。 |
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この後ちょっと悪い |
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無事に登れて一安心 |
プロテクションがあまりとれずに緊張しましたが、登り自体は難しくはなく、ただ岩はちょっともろいという感じでした。
そして、ここからはひたすら登っていきます。
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登って |
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登って |
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登って |
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登って・・・つかれます。 |
ここは成瀬さんのこだわりで直登。
スラブとコーナーを登ります。
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スラブ |
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コーナー |
そして、ひたすら登り続けて疲れてきたころに
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ちょっと雰囲気が変わり |
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傾斜が緩やかになり |
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ここが源頭 |
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良い道をちょっと歩いたら |
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奥又白池 |
ここはとても良い景色でした
あとは急な道で下山してキャンプサイトへ戻りました。
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下界はサルがいっぱい |
今年の夏は天気が悪い日が続いていて、計画していた沢には行けず残念でしたが、中又白谷は最初から最後までずーっと岩を登っていく感じでとても楽しかったです。
そろそろ夏も終わり。クライミングをしばらくしていなかったので、これからはクライミングモードかなー。