2012年10月22日月曜日

称名滝四段目

と、いうことで10月10日(水)は称名滝左壁を登りました。

四段目全景

しぶきがすごくて、あっという間にビチョビチョになってしまいます。

1P目・田中リード。ハーケン打って、マントルしての繰り返しのような感じ。

1P目をフォローする成瀬さん

2P目・田中リード。
クラックだけどあんまりジャミングっていう感じではないかなー。

3P目を登る成瀬さん。ハーケン連打でアブミ多用。16本も打ってたので、抜くのが大変でした。

フォローする田中

4P目を登る成瀬さん
垂壁~ランナウトするスラブ。これまたハーケンが抜けなくて大変でした。

フォローで登り始めるところ

5ピッチで終了。5P目はおまけ的な感じでした。

滝上から4P目終了点を撮る。

四段目落ち口で記念撮影

上の3段をどうしようかと思ったのですが、天気が悪くなるようだったので、下山しました。
夜は下界で宴会していたのですが、すごい風。そして、3時に起きて高速で帰ったのですが、これなら仕方ないかと思えるようなひどい雨でした。
今回僕はハンノキ下部滝と称名滝四段目だけを登ったので、非常に中途半端な感じになってしまいました。来年続きをやって、ちゃんと登っておきたいなー。

今回の登攀ライン(だいたい)

2012年10月21日日曜日

称名滝右壁のはずが…ハンノキ滝下部登攀

称名滝四段目

10月9日(火)から成瀬さんと称名滝へ行きました。
称名滝は左壁が登られていますが、何年か前から成瀬さんが「右壁の大スラブが登れそうだ。行こうよ」と言っていて、数年前から行くつもりでいたのですが、毎回天気が悪かったり水量が多かったりで計画が流れていました。

で、今回はだいぶ水量が少なくて、天気も良さそうということで、やっと行くことができました。

まだ暗いうちから行動開始

まずは川を渡っていくのですが、靴を濡らさないために裸足で渡ったら水が冷たくて足が痛い!
これがその後にひびいて、しばらく足の感覚が無かったです。


1P目、側壁を上がってトラバースして大スラブを目指します

2P目ここもトラバース


さらにトラバース

そして大スラブの末端へ

そして見上げて・・・・

無理。


クラックもリスも無いので、プロテクションが取れないし。
意外と途中の傾斜が強くなってるし。

ということで、何年越しかの計画はあっけなく終了しました。

さてこれからどうしようかと思っていると、成瀬さんが「ハンノキ滝の下部の滝を登ろう」と言ってきました。
以前佐藤さんとハンノキ滝を登ったときは上のブッシュから巻いたそうで、気になっていたようでした。

ということで、ハンノキ下部滝を登りました。


フォローする成瀬さん。

右にでっかい浮石があって、それが嫌な感じでしたが、楽しく登れました。

滝上で「やっぱ無理だよなぁ・・・」とスラブを見る

称名滝はやっぱりでかい!

あとは藪をこぎつつ滝見台の方にトラバースして行って、最後に1ピッチ懸垂して戻りました。

今回の登攀ライン(だいたい)

成瀬さんは「ハンノキ滝の下部滝もラインがつながった」と満足していました。
僕としては上部を登ってないのに下部だけ登っても、、、と中途半端な感じでしたが。

翌日は称名滝四段目を普通に左壁から登ろうかということになり、いったん下山。

2012年10月7日日曜日

ゴジラパワー


4日は休みで、kamba氏と名張へ。天気が微妙だったので、雨に強い第一岸壁とどちらにしようか迷いましたが、屏風岩に行きました。

アプローチ入り口で工事の交通整理の人からマムシに気を付けてと言われましたが、確かに岩場には蛇が多かったです。お気を付け下さい。

僕は1日~3日でレスキュー講習を受けていて、搬送やらなんやらで結構疲れていたので、何を登ろうか迷いましたが、まずはブロードバンド(5.10b)でアップ。
名張の10台は侮れない事を確認しつつ一応オンサイト。

少し疲れたのと、雨がぱらついて来たので、しばらく休んでいたら、雨も止んだので、ゴジラパワー(5.11b)にトライ。
カムを29個持っていざ出発(9個余りました)。
やっぱり出だしの凹角がキツかったけど、なんとか通過。ハングもちょっとやばかったけど、通過してレストポイントへ。
ここで、カムが多すぎたことに気が付き、ワイド部分ではふんだんにプロテクションを取りつつ進んだので、怖さは無かったです。
1回つらくてあきらめようかなという気持ちが出ましたが、粘ってオンサイト(6月にモスラをOSしているので、共通部分は2回目です)。カンちゃん長い時間ビレイありがとう。
うれしー。

Kamba氏は惜しくも共通部分のハング越えで落ちてしまいました。
しかし、ゴジラ部分の安定感はすごかったです。
僕はレイバックを交えつつ行ったけど、Kamba氏はずっと正面を向いて登っている感じで、うまさを感じました。

僕にとっての核心はモスラもゴジラも凹角部分かなあ。
最後にKamba氏とそれぞれの核心部分を触ってみていたら暗くなってきたので終了しました。

秋の遠征が近づいてきているけど、まあまあ良い感じなのかなあ?
去年のヨセミテの時はまともにクラックを登っていない状態で行ったけど、今年はまあまあクラックもやっているから、良い感じだといいなあ。
行く前にもう一度どこかに登りにいけるかな?