2010年3月6日土曜日
マーズのこと
今回のロクスノに佐藤さんのマーズ第二登の記事が載りました。
記事にもちょっと名前が載っているように、僕も一緒にトライしていたのですが、このブログにはマーズの事は書いていませんでした。
海亀エリアには「フォボス」(5.12d)、「ダイモス」(5.13a)、「マーズ」(5.14a)の3本のクラックがあります。
まず、初めて行った日に「フォボス」を登り、その後2日間で「ダイモス」を登りました。
意外とすぐに登れたので、「マーズ」もしつこくやればいけるのかな?と期待しつつ「マーズ」は4日間もやったけど、結局1回もムーブは出来ませんでした。
ロクスノ24号のOld but Goldでは核心までで5.13a程度と書かれていましたが、核心まで行くのは「ダイモス」や「フォボス」を登るよりは易しく感じました。
ただ、核心がひたすら悪くて、最後の4手でが絶望的でした。
ガバフレークでレストして、プロテクションをとった後に、2本指の浅く痛いフィンガーからルーフ出口の「カド」へのランジ。これは何度も何度もやったけど、2~3回止まっただけでした(しかもロープにテンション気味だった)。
ランジの後にすぐ左のカンテ?へ左手を送るのは1度も出来ず(佐藤さんはこれが一番悪いと言っていました)。
その次の右手カチを取って引き付け、次の左手を取れば終わりみたいですが、そこは触ることが出来ず、結局抜けることは1度も出来ませんでした。
核心までが12d~13a程度で、4手追加されて14aになってしまうことから分かるように、核心は非常に悪かったです。ボルダーグレードで言えば二段以上はあるんじゃないかと感じました。
これ以上やっても進歩がないなと思い諦めてしまったわけですが、来シーズンまでにもっと強くなって、またトライしたいと思っています。
それにしても、このルートが20年も前に登られていたというのは驚きです。
さすが吉田和正!という感じですね。
写真はマーズのランジを止める佐藤さん。
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