豊田・岩谷山の「あうん」(正しくは「あ・う・ん」だそうです)。30年前に羽淵全己が初登し、その後第二登がなかった伝説のルート。
トポには「豊田最難フェイスルート」「最後のランナウトの恐さはそうとうなものである」と書かれていて、どんなルートか気になっていたものの、岩谷山にルートをやりに行く機会はなかなかありませんでした。
トポには「豊田最難フェイスルート」「最後のランナウトの恐さはそうとうなものである」と書かれていて、どんなルートか気になっていたものの、岩谷山にルートをやりに行く機会はなかなかありませんでした。
2017年春に愛知から山梨へ引っ越す事になり、愛知を離れる前に登りたくなり一人で練習し、数日後にロックドランカーの木下さんに「引っ越し前の最後のチャンスなんで午前中だけ来てほしい」と頼んで開店前にビレイに来てもらいトライ。
しかし核心の終わりあたりで落ちて時間切れ。登れないまま引っ越してしまいました。
しかし核心の終わりあたりで落ちて時間切れ。登れないまま引っ越してしまいました。
しばらくトライ出来ないかなと思っていましたが、木下さんの留守番でロックドランカーの店番をする事になり、トライの機会が来ました。
昨シーズンの印象からすぐに登れるかと思っていましたが、核心が終わってから落ちたりもして、豊田滞在日の終わりが近づいてしまいました。そして最後のチャンスの日、夜勤前のSさんに来てもらって、この日最初のトライで登ることができました。
昨シーズンの印象からすぐに登れるかと思っていましたが、核心が終わってから落ちたりもして、豊田滞在日の終わりが近づいてしまいました。そして最後のチャンスの日、夜勤前のSさんに来てもらって、この日最初のトライで登ることができました。
豊田らしい短くてムーブが悪いルートで、しかも核心は上部に集中しています。
発表時は5.12dでしたが、5.13-はあると思います。
岩谷山でなく古美山や天下峰にあればもっとトライされていただろうと思いますが、このまま埋もれるのはもったいないルートです。ぜひ登って欲しいと思います。
発表時は5.12dでしたが、5.13-はあると思います。
岩谷山でなく古美山や天下峰にあればもっとトライされていただろうと思いますが、このまま埋もれるのはもったいないルートです。ぜひ登って欲しいと思います。
トライする方へ
あうんはボルト3本。出だしは穴を開けている途中でドリルがバッテリー切れになり、そのままにしたそうで、1本目のボルトは高いです。出だしも少し悪いので(右のクラックを使うと楽だけど、クラックは限定だそうです)、プリクリップしました。
そして、核心は3本目のクリップをしてからですが、ここから終了点までボルト無し。
一番悪いムーブが終わったところでチョークアップできるポイントがあるので、終了点から4メートルくらいのロープを垂らしてクリップしました。
この後も繋げると落ちるポイントがあり、これをしないとかなり落ちることになります。
あうんはボルト3本。出だしは穴を開けている途中でドリルがバッテリー切れになり、そのままにしたそうで、1本目のボルトは高いです。出だしも少し悪いので(右のクラックを使うと楽だけど、クラックは限定だそうです)、プリクリップしました。
そして、核心は3本目のクリップをしてからですが、ここから終了点までボルト無し。
一番悪いムーブが終わったところでチョークアップできるポイントがあるので、終了点から4メートルくらいのロープを垂らしてクリップしました。
この後も繋げると落ちるポイントがあり、これをしないとかなり落ちることになります。
・初登者も上からロープを垂らしてクリップした
・グラウンドフォールの危険があって、ビレイヤーとのあうんの呼吸が必要
という話を聞いていて、ロープを垂らしたらグラウンドフォールの危険はないので、どちらが正しいのか分かりませんが、ラッペルボルトのフェースルートで、それまでのボルト間隔からしても理不尽なくらいのランナウトなので、垂らしたほうが良いかなと思います。
トライ中何度かホールドが欠けたし、30年以上前の古いボルトなので激しく落ちるのは危険だと思います。
このルートはリボルトした方が良いと思いますが、その際に初登者に確認をとって打ち足しできれば、より良いルートになるのではないかと思います。
・グラウンドフォールの危険があって、ビレイヤーとのあうんの呼吸が必要
という話を聞いていて、ロープを垂らしたらグラウンドフォールの危険はないので、どちらが正しいのか分かりませんが、ラッペルボルトのフェースルートで、それまでのボルト間隔からしても理不尽なくらいのランナウトなので、垂らしたほうが良いかなと思います。
トライ中何度かホールドが欠けたし、30年以上前の古いボルトなので激しく落ちるのは危険だと思います。
このルートはリボルトした方が良いと思いますが、その際に初登者に確認をとって打ち足しできれば、より良いルートになるのではないかと思います。