2009年11月25日水曜日
初の備中!!
備中は前から行きたいと思っていましたが、機会が無く、行ったことがありませんでした。
今回、長野のO田さんに誘ってもらい、松本の方々に混ぜていただき、11/20~11/23で備中に行ってきました。
11/20(金)
温泉でのんびりした後、松本の方々と合流。
一路備中へ。
夜遅くに到着。
11/21(土)
この日は羽山へ行きました。
羽山はアプローチの短さにびっくり。道路のすぐ脇に岩があります。今は車両通行止めだったので、駐車場から10分ちょっと歩きますが、鳳来を思えばありえないぐらい楽なアプローチでした。
まずは「半日仕事」(5.11a)でアップ。最後が悪くて、ちょっとやばかったです。
その後、「はつじょうき」(5.12a)にトライ。初コルネに戸惑いましたが、無事オンサイトできました。
僕は石灰岩はほとんど登ったことがなくて、どんなもんかかなり不安でしたが、ちょっとホッとしました。
石灰岩はツルツルしていてフリクションが鳳来とはまるで違うので、手も足も滑りそうで不安になりますが、ホールディングが鳳来とは違うのが面白いです。
その後、「門前払い」(5.13b)をやろうと思ったのですが、そのあたりのラインが混んでいたので、すいているところをやろうと思い、トポを見て考えて…。
やっぱり13をやりたい。でも、13ならaとかbじゃないと3日間で登るのは厳しそう。そして、すいているルートが良いな。
ということで、誰もやっていなかった「お百度参り」(5.13b)をやることにしました。
2回やって、これは登れそうという手応えを持ったところで、初日は終了。
スーパーに買出しに行き、半額のご飯を買った後、小屋で食事。
O田さんの面白トークを中心にみんなの楽しい話を聞きつつ夜は更けていきました。
11/22(日)
この日も羽山へ。
この日は朝から曇りでとても寒かったです。車で移動しているときに見たら、車外の温度は1℃!
僕はお百度参りをヌンチャクがけを入れて2トライしたら、登れても登れなくても違うルートをやろうと決めていました。
まずは「スイーパー」(5.11b)でアップ。O田さんのビレイをして、次に登ってフラッシュ。しかし、このルートは悪く感じました。寒くて手の感覚がなかったのもあるとは思うけど、すごく登りづらく感じました。
次にお百度参り。1回目はただのヌンチャクがけになってしまいましたが、ムーブを修正。
降りると、「ヌンチャク貸してください」と次々とトライする人が…。
ムーブを参考にしようと思ったら、みんな初めてトライするそうでなかなか長くかかる上に結局みんな出だしが出来ずに降りていき、核心のムーブは分からず。
結局ヌンチャクがかかっていたからやっただけなのかな???
次の順番が回ってきたので、このトライで決めたい…と思ったら核心でムーブを間違えて落ちてしまいました。けっこう良い感じだったので、とても悔しかったです。
その頃には雨が降り出し、寒いし、暗っぽいし、、、とやる気が無くなっていきました。
他のルートをやる気もなくなったのと、思いのほか悔しかったので、もう1回やりました。
が、結局登れず。
登れそうだからと思ってやったのに、結局核心の右手を飛ばすムーブに入る前に落ちていて、ちょっと凹みました。
結局力不足なんだろうなと思いました。
この日にこのルートをやったのは登れそうだからということだけ。
そういう選び方をしたことをちょっと後悔しました。
この日は早めに就寝。
皆、明日に向けて気合が入っています。
11/23(月)
良い天気で、昨日よりも暖かくて、やる気が高まります。
役所に寄って小屋代を払ってから今日も羽山へ!
岩場はポカポカで、いるだけで楽しくなってきます。
「半日仕事」でアップしてから、「男の花道」(5.13c)をやりました。
成果を出す事にこだわってしまったのと、出だしがあまりに悪そうに見えたのとで、避けてしまったのですが、このルートは面白くて、初日からこれをやればよかったです。
3日目でヘロヘロでしたが、3回トライしました。
とりあえずムーブは出来たものの、まったくつながらず。
パンプしてつなげられないんじゃなくて、体がヨレていて、動き続けられません。
今回のツアーではパンプするまで登り続けるっていうことが出来ませんでした。
初めての備中。初めてのボルトルートのツアーで、ルートの選び方とかがうまく出来なかったのが悔やまれます。
やっぱりまずは看板ルートをやるべきなんだろうなと思いました。
でも、一緒に行った方々のおかげですごく楽しかったから良かったなー。
みなさんありがとうございました。
運転もお疲れさまでした。
次に行ったら男の花道登りたいなー。あと、門前払いもやりたいなー。
写真は門前払いにトライするO田さん。
2009年11月19日木曜日
鼻白滝
久しぶりに成瀬さんと大滝登攀へ行きました。
成瀬さんは最近ばたばたとしていて、やっと時間が取れたとの事。
僕は大滝登攀は1年ぶりで久しぶりでした。
11/7(土)
常会が終わってから成瀬さんちに行って合流。
紀伊半島へ向かいました。
新宮のちょっと手前で力尽き、2時頃就寝。
11/8(日)
7時半ごろに起床。新宮市の鼻白滝へ行きました。
鼻白滝は上段・下段に分かれていて、それぞれ40mちょっと。
鼻白滝・下段
下段は田中リード。滝の左側を登りましたが、岩は乾いていて、階段状で超快適でした。
鼻白滝・上段
上段1P目成瀬リード。
上段は悪そう。ラインはかなり悩んでいましたが、滝のすぐ右を登りました。上部はシャワーになってしまいびちょ濡れ。
ビレイしていても寒いぐらいの気温だったので、マジかよーと思いましたが、僕はフォローの時は早く登ることだけを考えて登りました。
寒かったです。
30m弱登ったところで、ピッチを切っていました。
上段2P目田中リード。直上しようと思ったけど悪かったので、右の乾いた岩の方へトラバース。安定した場所があって、そこに着いたら、ここはしぶきをかぶらない。あー、寒くないしほっとするなー、成瀬さんもここでビレイの方がいいかなーと思って成瀬さんの方を見ると、「そっち行っていい?」と言う。考えることは一緒だなーと思って、成瀬さんを呼び寄せ、続きで登りだしました。
ここから上は岩も乾いて快適でした。
滝上に出ると車道がすぐ横に来ていたので、歩いて戻りました。
成瀬さんは最近ばたばたとしていて、やっと時間が取れたとの事。
僕は大滝登攀は1年ぶりで久しぶりでした。
11/7(土)
常会が終わってから成瀬さんちに行って合流。
紀伊半島へ向かいました。
新宮のちょっと手前で力尽き、2時頃就寝。
11/8(日)
7時半ごろに起床。新宮市の鼻白滝へ行きました。
鼻白滝は上段・下段に分かれていて、それぞれ40mちょっと。
鼻白滝・下段
下段は田中リード。滝の左側を登りましたが、岩は乾いていて、階段状で超快適でした。
鼻白滝・上段
上段1P目成瀬リード。
上段は悪そう。ラインはかなり悩んでいましたが、滝のすぐ右を登りました。上部はシャワーになってしまいびちょ濡れ。
ビレイしていても寒いぐらいの気温だったので、マジかよーと思いましたが、僕はフォローの時は早く登ることだけを考えて登りました。
寒かったです。
30m弱登ったところで、ピッチを切っていました。
上段2P目田中リード。直上しようと思ったけど悪かったので、右の乾いた岩の方へトラバース。安定した場所があって、そこに着いたら、ここはしぶきをかぶらない。あー、寒くないしほっとするなー、成瀬さんもここでビレイの方がいいかなーと思って成瀬さんの方を見ると、「そっち行っていい?」と言う。考えることは一緒だなーと思って、成瀬さんを呼び寄せ、続きで登りだしました。
ここから上は岩も乾いて快適でした。
滝上に出ると車道がすぐ横に来ていたので、歩いて戻りました。
今回の登攀ライン
ほしやわた滝
11/9(月)
「ほしやわた滝」へ。
1P目田中リード
ヌルヌルトラバースが意外と悪かったです。
その後のロープの流れも考え、ノープロだったので、緊張しました。
乾いた岩へ突入し、快適になるかなーと思ったら、ここが核心でした。
ハーケンの人工でしたが、ハーケンがあまり入らずに苦労しました。
そこから上は快適になりました。
しばらく上がると短いけど綺麗なクラックがあり、楽しく登りました。
あとはカンテを快適に登り、ロープがいっぱいになったところでピッチを切りました。
2P目成瀬リード。
草の生えたところの右のフェースにカチホールドが続いていました。
フォローの僕は気持ちよく登れました。が、プロテクションが悪く(はがれそうなフレークにハーケンを入れている)、ホールドももろい感じだったので、成瀬さんは緊張しつつ登っていました。
懸垂2Pで下降。
「ほしやわた滝」へ。
1P目田中リード
ヌルヌルトラバースが意外と悪かったです。
その後のロープの流れも考え、ノープロだったので、緊張しました。
乾いた岩へ突入し、快適になるかなーと思ったら、ここが核心でした。
ハーケンの人工でしたが、ハーケンがあまり入らずに苦労しました。
そこから上は快適になりました。
しばらく上がると短いけど綺麗なクラックがあり、楽しく登りました。
あとはカンテを快適に登り、ロープがいっぱいになったところでピッチを切りました。
フォローする成瀬さん
2P目成瀬リード。
右にトラバース後直上
草の生えたところの右のフェースにカチホールドが続いていました。
フォローの僕は気持ちよく登れました。が、プロテクションが悪く(はがれそうなフレークにハーケンを入れている)、ホールドももろい感じだったので、成瀬さんは緊張しつつ登っていました。
「緊張したー」の成瀬さん
懸垂2Pで下降。
今回の登攀ライン