中ノ滝はメジャーなルートになっているようで、成瀬さんも10年以上前に単独で登ったそうです(日本の渓谷'97に掲載)。
この滝は上段・中段・下段に分けたときに、上段は右のブッシュに入ってしまうのですが、左壁を登れるんじゃないかと言う事で、今回行くことになりました。
1P目成瀬リード。濡れていたので、結構悪そうでした。
2P目田中リード。乾いた岩を快適に登っていって、最後にちょっとのっこし。
3P目成瀬リード。出だしは簡単で、途中から壁が立ってくるものの、快適。
4P目田中リード。下段最終ピッチ。簡単なトラバース。
5P目成瀬リード。あんまり覚えてない…。快適な岩登りだった気がします。
6P目田中リード。快適に登っていって、最後にちょっと悪いのっこしだったような。
7P目成瀬リード。トラバースして滝身に入ってから直上。
8P目田中リード。中段最終ピッチ。左上のち直上だったかな?
ここで中段落ち口に到着。上段左壁を偵察するも、可能性が感じられない。ということで、通常通り右壁を登ることに。
9P目田中リード。草っぽいところを登った後に、左にトラバースして、残置ボルトにアブミをかけて滝側に出る。
その後岩の部分を上がっていったけど、ロープが重くなってしまって、大変でした。上がらずに切ってしまえば良かったかな。
その後は成瀬リードで右に上がって行って、ブッシュに入り、少し巻く感じに。
そして最終ピッチは、もう一度滝身に出てきて、岩部分に出たら、少し上がってからシャワーで滝の中に入り直上。寒いからそれまではあまり濡れないようにしていたのに、結局最後はびしょ濡れになってしまいました。
僕は今年はいろいろ忙しく、沢登りは去年の9月の五十沢以来やってなかったし(てことは今年は沢登り無し!?2005年に初めて沢登りに行ってから、沢に行かなかったのは今年が初めてです)、滝登りも去年11月の「鼻白滝」と「ほしやわた滝」以来でした。
沢も滝も行ってなかったけれども、結構厳しそうなところになってしまったなと思いつつ行く事になりました。
結局、通常のルートを登ることになり、成瀬さんは以前も登っている事もあり、物足りないようでしたが、僕には足慣らしとしてちょうど良かったかな。
やっぱりフリーとは違った充実感があって良かったです。
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