2012年8月19日日曜日

弥山川ゴルジュ~双門の滝

8月16~18日で成瀬さんと沢へ行ってきました。
本当の目的だった所は天気が悪く、南の方は天気が良さそうだったので予定を変更して紀伊半島へ。

弥山川のゴルジュ~双門の滝を登ってきました。

16日に入山。

入山口にあった登山道の案内の看板

歩き出してしばらくすると天気が悪くて雨がザアザア降ってきて、これでやれるのか??と言う話に。
やめて違うところに転戦しようか?とか話すも、結局とりあえず一の滝まで行ってみる事に。

雨は降ったり止んだりだったけど、一の滝に着いた頃にまたしてもザーザー降ってきました。
一の滝に着いたのは15時半頃。
やっぱりやめようか?戻って明日から違う沢に行くことにして大移動しようか?と話したけど、とりあえずやってみることに。

滝下に泊まって、17日朝7時から登攀スタート。

一の滝と二の滝

まずはチムニーを登ります

一段上がったところでロープを出しました。
乗っ越した後は快適に登り、次は二の滝。

二の滝は左壁を登る。快適です。

快適にフォロー中

二の滝を登ったら少し歩くとすぐに三の滝があります。
寒いけど水に入らねば。

一瞬泳いだ後、チムニーを登る。

チムニー内のテラスでロープを出す。上部は被った壁を人工で登る(残置ボルト・ハーケンあり)。
悪かったなー。

この先も滝が続きます。これは左壁を登りました。

これは右壁。易しかったと思います。

この頃にまた雨が降り出してしまいました。この先に不安を覚えつつ、でも行くしかないし。

チョックストーン滝。立派です。

奥に脱出口が!

脱出口は狭く、ギアが引っかかったりして通り辛いです。

滝上にて

易しい滝。そのまま登れます。

14時頃にやっと双門の滝へ到着。立派です。
しかし、「どうやって登るんだこれ?」というぐらい圧倒的です。

まずは、この写真で成瀬さんがいる場所の少し先の先端まで登ります。

水流を渡って、反対側にあるクラックへ

オフィズスからチムニーに入るところが動き辛かったです。

クラックは段々と広くなっていきます

最後は右のカンテも使いつつ登って、テラスへ

テラスから奥へ進むとクラックがあり、ここを乗っ越します。写真では見えませんがダブルクラックになっています。正面のクラックはコケがすごかったですが、左面に入ったクラックはけっこう綺麗でした。

あとは奥へ進んで水流をまたいで落ち口へ

落ち口にて

その後も滝は続きます。これは簡単でそのまま登れました。

これは難しそう。すでに17時半も回っていたし、巻きました。

あとは穏やかになった流れを進んでいくと、登山道も降りてきます。
そのまま進んで河原小屋の辺りまで行き、ここでビバークとしました。

しかし、軽量化のためシュラフカバーのみだったので寒かったー。
なかなか眠れませんでした。寒いのは苦手です…。

翌朝は成瀬さんは空身で八経ヶ岳まで行くと5時過ぎに出て行きましたが、僕は眠さに勝てずもう少し寝て、荷物をいっぱい持ってゆっくり下山。
しかし、この下山の長かったこと…。しかも食料がパン1個のみだったので、バテました。

登山道から双門の滝が良く見えました。すばらしい滝でした。

一の滝の少し上ぐらいで成瀬さんに追いつかれ、あとは一緒にのんびりと下山しました。


今回は予定していた所には行かれなかったけれど、久々に登攀の入る沢に行って楽しかったです。

特に双門の滝は一見登れそうに見えなかったけれども、絶妙にラインがつながっていて、オールフリーで水流際を登れたっていうのが良かったです。
これだけクラックがしっかりあって、こんなにジャミングを使って登った滝は初めてかもしれません。
楽しかったです。

下山後車を走らせているとザーザー降りの雨に。
3日間とも断続的に雨になったものの、増水するほどの雨にならなくて良かったです。

双門の滝の登攀ライン

2012年8月10日金曜日

久々に外ボルダー

2月にボルダーの着地で腰を痛めて以来、外でボルダーしていなかったですが、ジムのボルダーをしている分にはだいぶ着地への不安もなくなってきました。また、腰痛もだいぶ良くなってきました。
そろそろ行ってもいいかなー?と思い、9日は久しぶりに恵那へ。

恵那は約1年ぶり。
なぜか、いつも9月の頭頃に行っているのですが、今回は8月。

早速アブの歓迎を受けます(9月もいた気がする)

まずは林道上エリアへ。
ちょっと高いから、腰に悪いかなーと思いつつ、坂の上の雲をやってみることにしました。

しかし、やってみると高さに対してすごく恐怖を感じるようになっていて、上がっていくごとに心臓がどきどきして、体が動かなくなってしまいます。
次のホールドに手を出せなくて降りるというのを4回やって、諦めました。

以前の痛めたときの記憶がよみがえってくるのか?それともこれ以上登って落ちたらまた痛めると体が感じているのか?
どちらか分からないけど、すごくショックでした。
とりあえず今日は高い課題はやめておこうと思い、去年の宿題の「ニゲラ」へ。

これは低くて安心な課題


登れました
去年の9月、おととしの9月にやっていて、その時は登れなかったので、今回は登れて嬉しかったな

これで帰ろうかと思ったけど、近くの「シュクラン」もやってみることにしました。
藪っぽい所の中で、蚊が多かったです。
夏向きではないかも。


出だしと上のムーブが悪いなーと思ったけど、数回やったらムーブが分かって登れました。良い課題でした。
帰ってからYouTubeを見たら、けっこうみんな登り方が違くて面白かったです。

こんなところで、終了。

風通しの良い岩なら、そんなに暑くなかったです。登ると汗をかくけど、日陰ならじっとしていると暑くなかったです。
この日の恵那市の最高気温は32℃。この気温までなら行ってもいいのかなー。

でも、高い課題が登れないんだと恵那にはやりたい課題があんまり無い気が。
恐怖心を振り払って無理やり登ればよいのか、でもまた腰を痛めたら困るし。
落ちるのが怖いんじゃなくて、着地するのが怖いんだし。
困ったな。

2012年8月2日木曜日

川遊び

最近はとっても暑い日が続いています。29日(日)は休みだったので、避暑に川遊びに出かけました。
まずはPIEDS NUSでパンを購入。
高山のトランブルーで修行した方が開いたお店だそうですが、とっても美味しかったです。

途中、岩が山のようにある河原がありました。
でも登る対象にはならないかなー?


で、目的地へ到着。
ここはギウラスさん達が開拓した、泳いだり登ったりのエリア。

まずは橋下ハングへ。

ちょっと泳いでみたら、めちゃくちゃ寒い!!
標高がそれなりにあるせいか、気温もあまり高くないし。

しかもけっこう人が多くて恥ずかしかったけど、登ってみました。

撮影・耳が痛いと言っても無視する嫁


ずっと曇っていて、途中雨がぱらついたりもしたので、とても寒かった!

昼食は道の駅・賤母(しずも)で買った朴葉すし。2個入り600円はちょっと高い気もするけど、美味しかったです。

昼食後には橋下ハングの右抜けを登りました。

右抜けのほうが少し易しいかなー

登っていたらビキニ軍団が下を通過して行ったのでビビリましたが、こちらに気づいて離れて泳いでくれたので助かりました。

で、その後は川を溯っていこうかと思ったけれども、あまりの寒さに負けて断念。

上流の淵で少し泳いで引き上げました
綺麗な淵

帰りは「すや」へ。

甘味処「」で甘いものを食べて帰りました



9月は栗白玉、10月からは山栗しるこが食べれるらしいので、また行きたいなー。

楽しい1日でした