8/11からはTROU DE FERの沢登りへ
早朝に宿を出発して、ブランシュ滝の駐車場へ
ここから出発です
ブランシュ滝。立派な滝で、ここまでは滝を見に行くための道があります。
入渓
しばらく歩いていくと、大量に実がある!
瓜の味でした。川原によくあるそうです。
なんて事をしながら進んでいくと、雨。
増水するとやばいので、どうしようかと話していたら、キャニオニングの人達が使っていると思われるシェルター発見。
早いですが昼前に行動終了。明日の朝の天気でこれからどうするかを決めることに。
8/12
天気も回復し、増水していた川もだいぶ水が減ってきました。
暗いうちから出発して、一気にゴルジュを抜けるべく進みます
両岸は立っていて高巻きは不可能
泳いで登るというのが続き、楽しい感じになってきました
「この先はどうなっているのかな?」
長い泳ぎ
そして登る
ずっと暗かったですが、一瞬日の当たる場所があり、虹が出ていました
左に謎の巨大プリン状の泡がぐるぐると回転していました
ここから核心!
この滝に打たれて進みます
こんな感じです
さらに狭くなっていき
行き止まりにこの滝がかかります
右岸にリスがあり、そこを佐藤さんが登りました
岩はとてもやわらかく、ハーケンがよく抜けていました
回収する成瀬さん
滝の上は大地になっています。すごい眺め
写真で取ろうとしてもでかすぎて収まりません
空撮の写真だと全体が良く分かります
Reunion Island Official Tourismより
TROU DE FERというのはこの場所の事を言うそうで、「蹄鉄の穴」という意味だそうです
この台地の中に岩小屋状のものがあり、そこで泊まりました。
成瀬さんと佐藤さんは夜間登攀で2ピッチ伸ばしてフィックス。
8/13
5時ぐらいに出発。暗い中のユマーリングから1日が始まりました
滝を登るのは無理そうなので、左のブッシュから巻いて行く事になりました
ここからが大変でした
藪から振り返り、滝を見る
藪から振り返り、滝を見る2
この日はひたすら藪漕ぎ
しかもロープを出さないといけない傾斜で非常に苦労しました
ジャングル系の植物は太くて茂っていて荷物は引っかかり、大変だけど、つかまるとボキッと折れたりします
平らな場所が無く、泊まれる場所が無いため、暗い中も進んでいたら、なんとか3人寝れそうな場所があり、22時ごろに行動終了。
疲れた~
3日間の予定が4日間になったので、ほとんど食料が無くなってしまい、わびしい一瞬の夕食の後、狭いところで3人くっついて寝ました。
真ん中の成瀬さんは結構あったかかったらしいけど、僕は寒かったなー。
8/14
この日もひたすら藪漕ぎ。
いつになったら稜線に着くのか・・・
途中にあった赤いコケ
12時半に稜線に出ました
合計24時間に渡る藪漕ぎ!こんな厳しい藪漕ぎは生まれて初めてでした
ここからは登山道なので楽かなーと思いきや、意外と悪い道でしたが、しばらくいくとよい道になり、どんどん下っていきます
眺めが良かったです
途中で見たレユニオン島最大の哺乳動物(名前を忘れてしまいました)
動きが遅くてかわいかったなあ
登山道はかなり整備されていて歩きやすく、どんどん進んでいきます
外国らしい感じ
町が近いです。この島は山の切り立ち方がすごいです。
エルブールの町に下山!
バスがもう終わってしまっていて、この町にはタクシーもいないらしく、出発した駐車場まで車道を3時間ぐらい歩く?
それもつらいし、と思いつつ町の中心に歩いていくと道端の店にキャニオニングガイドのブシュロンさんがいるのを発見!
お願いして、駐車場まで送ってもらいました。これはラッキーだったなー。
充実の沢!でした
佐藤さんがまとめてくれた写真もご覧ください!
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