9/29~30で称名滝へ行ってきました。
28日に仕事が終わってからトシゾーさんと合流。その後成瀬さんと合流し、立山へ向かいます。
途中アクシデントがあり、行けないかと思いましたが、何とか到着。
仮眠して朝早くに出発。
称名滝。今回は水が多いです。
去年四段目(一番下の段)は登っているので、続きで三段目から登ります。
四段目を巻いて、三段目下の取水テラスへ行き、そこから登りました。
一段上がって
登攀スタート。1P目は成瀬さんリード
トラバースがいやらしい感じ
フォローするトシゾーさん
2P目。田中リード
水流脇を登って行きます
2P目終了点からスタートを見る
3P目。成瀬さんリード。水が多くて大変そうでした。
三段目落ち口
お昼を食べたり、のんびりしてから、上部へ。
ここで泊まることになっていたので、荷物をここにおいてトシゾーさんと二人でルート工作へ。
4P目。田中リード。
乾いた岩が嬉しい
5P目。トシゾーさんリード
6P目。田中リード。二段目の核心。
フリーで行こうと思っていたけど、一箇所無理そうな感じがして、アブミを使用。
這い上がりは簡単で、通称「洗濯機」と呼ばれる瀑風テラスへ。
思ったよりは瀑風ではなかったテラスから、その上のクラックをフリーで登ろうかと思ったけど、脆すぎて断念。
右クラックからハーケンのエイドで上がろうと思ったけど、ハーケンが残り4枚しかなく、上部でフィックスの支点を作ることを考えると足りない。
申し訳ないけど、トシゾーさんをテラスに呼びました。
6P目をフォローするトシゾーさん
7P目。田中リード。ハーケンを2枚使って乾いたテラスへ。
この日はここまでにして、ロープをフィックスし、三段目落ち口へ下降しました。
僕はあまり寒くなかったけど、瀑風テラスでビレイしていたトシゾーさんはかなりつらかったそう。
下に降りると、待っていた成瀬さんが焚き火をしていてくれて、ツェルト・タープも張ってあり、準備万端。
トシゾーさんが持って来てくれたプレミアムモルツで乾杯しました。
恒例の「酒が足りねー」(byトシゾーさん)とかを聞きながら気が付くとうとうとしていたので早めに就寝。
残りは易しい2ピッチのみなので、かなり気楽で、ぐっすり寝れました。
9/30
ゆっくり出発して、ユマーリングで一段目のテラスへ。
8P目はトシゾーさんリード。
乾いた快適なピッチ。
そして、ロープの長さの関係で、落ち口直前でピッチを切って、フィナーレの9P目。トシゾーさんリード
フィナーレにふさわしい気持ちの良いピッチで、登っていると気持ちよさと完登の嬉しさで笑みがこぼれます。
落ち口にいるトシゾーさん
左にいるのは上から回りこんできたカメラマン。今回の登攀はテレビ取材が入っていました。
最終ピッチをフォローする成瀬さん
滝上でのんびりしたら後は帰るだけ。が、意外と藪漕ぎとかがあって時間がかかりました。
大日平
あとは事情により、運転しなくて良かったので乾杯しつつ帰宅しました。
去年四段目だけ登って中途半端になっていた称名滝ですが、上3段も登れてすっきりしました。
水量が多いのが心配だったけど、大丈夫だったので良かったな~。
これまで登った滝の中で特別難しかったわけではないですが、大きな滝だし、思い入れもあったので、登れて嬉しかったです。
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